8月度月例会概要報告

 

昨日は、多くの皆様のご参加をいただきありがとうございました。
講演1は、体格に恵まれてバスケットを始めつつも動かなくなる体の変化で封印してバスケット部がない学校として高専を選ばれるが、だれも自分を知らない世界で勉強に没頭しようと考えていた北田さんは、高専の寮に置かれていたバレー漫画に嵌り、バレー部創設ではなくバスケ部の創設に動くなどそのマンガ以上な展開で次々と挑戦されていく流れには驚きました。身体が動かなくても指導はできると発起して大学入試に舵取りし教師の道を目指す中で出会ったパラバスケの世界。彼女のパラリンクビックを応援していきたいですね。
講演2は、公認会計士の先輩とリクルートの若手後輩によるキャリア教育についての対談も多彩な人生経験をされてきた先輩と後輩のキャリアに対する熱意とが合いまった濃い内容でした。高専生を高専生たらしめるためにも早期にキャリアへの想いを固めて充実した勉強生活を有意義に過ごしてもらいたいと改めて思うと同時に皆さんの一念発起してからのパワーに驚かされました。お二人の想いが若手に届くようにしたいと思います。
講演3は、キャンベラの風景と共に異なった経歴で留学先で出会ったお二人を通じて若者たちの留学への流れと頑張っておられる姿には留学先を活用すべしという先輩たちの考えも含めて広がっていくことが望ましいと感じました。懇親会では若者たちとの対話を通じて少し脱線したこともありましたが、皆さんの気持ちが最先端の仕事や研究をしていると感じていただくことが大切なのではないかと感じました。
話題提供のコーナーでは、高専は世界を救うというテーマで社会実装教育を目指している高専の実情を正しくまとめた書籍発行のプロジェクトについて語っていただきました。高専OB/OGとしてはそうした内容に共感するという点が強いのですが、現実の高専を志望する若者たちに届く内容にしていく為の施策が必要なのではという意見も多く出てまいりした。クラウドファンディングを通じて出版については進められていく予定なので多くの子供たちに早期意識付けが出来るように活用できたら素晴らしいと感じました。
台風被害で大変な地域の方々もいますし、酷暑の日々が続くかと思いますがお体大切にしていただき来月も皆さまにお会いできればと存じます。                 
                               (事務局:西山茂丸)

 

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